2020年おすすめ本3冊! ~ラストはUSJを基にマーケティングの基礎について学べる本~
こんばんは、抹茶です
この記事では課題の合間を縫って読んだ本の紹介をしていきます。
1冊目は映画化決定本、2冊目はイタリアの情景を楽しみつつ話が進む小説です。
最後は図書館でも予約がいっぱい、今年売れ続けているマーケティング初心者におすすめの本です☆
これら計3冊紹介します😊
まず1冊目の本は『キネマの神様』です。
このタイトルを聞いたことがある人は多いと思います。
なぜなら、今は亡きコメディアンの方が主演をする予定だった小説だからです😢
(コロナのせいで...)
この本のストーリーをざっくりと書くと、映画にまつわる話です。
映画好きな父を持つ映画会社に勤める女性を中心にしてストーリーが進んでいき、有名な映画にまつわる話もたくさん出てきます(この本に出てきた映画をこれから全て見ていこうと思う)
だから、映画好きな人には特におすすめです。
本の中に出てくる、見たことがある映画についての評価に共感が出来たり、それはちょっと違うのではないかと感じることができたり、見たことがない映画は見てみたくなったりします。
単行本なので気軽に読めるし読み進めるうちに先が気になった本でした。
大手の就職先を辞職したことを親に言えず葛藤する主人公や映画を心から愛する父や映画館の運営者など、今の社会の在り方の課題なども見えてくる作品でした。
主人公を演じる予定だったコメディアンの方が亡くなられたことはショックですが、代役の方による上映も決定し、映画化はされるようなのでとても楽しみです😊
続いての作品は『セーヌ川の書店主』
この本の主人公は人づきあいが苦手傾向にある男性。
小さな船で書店を開いていて、訪れた人の悩みなどを解消できる1冊を選んで売る書店、その名も「文学処方船」。
実際にあったら行ってみたいと思わせられる書店さんでした。
主人公の彼は以前に短期間同棲、愛し合っていた彼女(愛人関係?)との別れに傷つき、彼女からの最後の手紙をかたくなに読まずに長い年月を生きてきた。
あるきっかけで手紙を読むことになり、彼は知り合った仲間と共に旅に出ていく話となっています。
旅の途中途中の風景描写でイタリアの街について想像することができるし、彼と彼女の関係や彼女が残したものなど感動する部分もありました。
個人的にはストーリーのキーになる2冊の本(話の中でよく出てくる本)が実際にこの世に存在しないことをラストで知って残念になりました。
(主人公は旅の途中で食料などとの引き換えに本を売る、そのときに処方する本のほとんどが現実に存在する、映画化されている作品も)
巻末には意欲喪失している人、お人よしの人、恋煩いの人向けなどに処方する本についての紹介もあります(この気分のときにこの本を読むといいというような紹介)
イタリアが個人的に好きな人、本を読むことで何かを得たい人に特におすすめだと思います。
最後の1冊の本は森岡 毅さんの
「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」。
この本の作者は自分の娘にもわかるようにマーケティングの基礎についてこの本を書いています。
USJで長年マーケティングのCEO(最高責任者)として働いている筆者の経験から学べます(現在はUSJを退職されています)
マーケティングの基礎を学ぶのに持って来いの本です。
USJの裏で渦巻く戦略がわかります😊
どの本もおすすめです🌟